ロッテ本拠地本塁打は倍増の72本に 選手が証言、HRラグーン設置の影響はあったのか

24本中、半分の12本を本拠地でマークした井上「変わったかと言われると変わっていない」

 チームではレアードに次ぐ24本塁打を放ち、ZOZOマリンスタジアムで12本のアーチを描いた井上晴哉内野手は、「(ラグーンは)あまり関係ないですよ。入るものは入りますもん。中途半端な打球が入るのはあるかもしれないけど、大体そこまでいっていたらスタンドに入りますよ。そんなにラグーンがあったから変わったかと言われると変わっていないですね。ただ、フェンスの高さはずっと変えて欲しいと思っていました」と球場が狭くなったことで、特に大きな変化はなかったそうだ。

 また、シーズン自己最多となる17本塁打を放ち、ZOZOマリンスタジアムで6本塁打、チームトップタイとなる3本のラグーン弾を放った中村は、打撃面で変化したことはあったのだろうか?

「しっかり振れば(スタンドへ)入るというのがあった。たとえばヤフオクドームとかだったら、角度をつけば入る感じはありましたけど、マリンに関しては(昨季まで)広くてフェンスが高いので、そういうのがあまりなかった。(今季は)そういう感覚が少しはあったと思います」

「ラグーンができたことも大きかったですが、フェンスが下がったことが一番大きかったと思います。フェンスがなくなったことによって、狭くなったというイメージがつきやすかった」と語ったように、打席での意識に変化がみられた。

本塁打数増加の一方で犠打数は減少

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