平野佳寿が「バーゲン価格」で獲得できるFA10選手に 「どこかと契約できる」

ダイヤモンドバックスからFAとなっている平野佳寿【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスからFAとなっている平野佳寿【写真:Getty Images】

ダイヤモンドバックスからFAも「どこかと契約できるはずだ」

 ダイヤモンドバックスで2シーズンを過ごした平野佳寿投手は今オフ、契約満了でフリーエージェントとなっている。新天地がどこになるか、注目が集まるが、米メディアは「バーゲン価格」で契約できる選手として注目。「どこかと契約できるはず」と予想している。

 2017年オフに海外FA権を行使し、ダイヤモンドバックスと2年総額600万ドル(約6億5700万円)で契約した平野は、1年目に75試合登板で4勝3敗3セーブ32ホールド、防御率2.44と好成績をマーク。今季は5勝5敗1セーブ15ホールド、防御率4.75と成績を落としたものの、62試合に登板した。

「CBSスポーツ」は「このオフシーズンにバーゲン価格で契約を結ぶかもしれない10人のフリーエージェント」とのタイトルで特集を掲載。「この10人は、今オフにどんな契約を結んでもそれ以上の働きをする可能性がある」との小見出しを添えて、「実際の価値より安く(バーゲン価格で)契約できそうな10選手をここで挙げる」と伝えている。

 その中の1人として、平野が登場。防御率4.75、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)1.377、53イニング、22四球、61奪三振という今季の成績を紹介した上で、寸評を添えている。

「ダイヤモンドバックスのヨシヒサ・ヒラノの35歳のシーズンは、防御率4.75と、期待外れのものとなった。しかし、彼の昨シーズン(2019年)の他のスタッツは、防御率が示すほど悪くはなかった」

 このように言及した上で、1四球を与えるまでにいくつの三振を奪ったかを示す「K/BB」が2.77で、1イニングあたりに許した安打数が「1」以下であることに言及。さらに「スプリットと90マイル(約145キロ)前半の速球で空振りを取ることができる」と称賛し、「球団は彼のことを試合の後半を任せることができる救援投手とは見ないかもしれないが、中盤に投げる中継ぎ投手として、どこかと契約できるはずだ」と結論づけている。

 35歳ながら、メジャーでもタフに投げ続ける平野。需要はまだまだありそうだ。

(Full-Count編集部)

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