1.36億円更改のDeNA今永、開幕投手は「譲れない」 来季は優勝&15勝&東京五輪
「代表レベルだと比べるのも恥ずかしいくらい力の差がある」
その中で開幕投手にも名乗りを挙げる。「そこはもう譲れないもの。俺がやるんだという気持ちで、常に思っている」。今季達成できなかった15勝以上も依然として目標として掲げる他、「なんでもいいのですがタイトルがついてきたら、いいシーズンになるのではないかと思います」と今季逃した最多奪三振などのタイトルも狙う。
チームとしては2位に終わった今シーズン、「残りの3勝分、そこをもう少しなんとかできたらチームの順位も変わってきたかもしれない」と悔しさを残す。「優勝争いする8月、9月に勝てないと。そのためには精神力、技術、もっともっと高めていかないと」と来季の雪辱を誓っていた。
さらに来季は東京オリンピックも控えており、ハマのエースとしてだけでなく日本のエースとしても意気込みは十分だ。「第2回 WBSC プレミア12」では2戦に先発し2勝を挙げたが「やっぱり代表レベルの中で自分を天秤にかけると、比べるのも恥ずかしいくらい力の差があるので。その中で(山崎)康晃さんはドッシリとしていて、貫禄を感じた。あの場の中で自分自身というものを出せるような力を」と同球団の先輩もお手本としている。
どこまでもストイックな今永だが、今年の“ご褒美”を問われると、「特に何が欲しいとかもないので……。1年間記事を書いてくださったメディアの皆さんと…鳥貴族でも行きましょう」と場を和ませていた。
(臼井杏奈 / Anna Usui)