21歳ロッテ島が現役引退 西武今井、ハム堀ら3年前のU-18侍Jの現在地は…
甲子園V腕の西武今井は7勝をマーク、ハム堀は「オープナー」として存在感
投手で奮闘したのが作新学院のエースとして2016年夏の甲子園優勝投手になった今井。今季は規定投球回には達しなかったもののローテーションの一角として7勝をマークして優勝に貢献。来季はエース格として期待される。藤嶋は血行障害を克服しシーズン終盤に救援で力を発揮した。
堀は日本ハムが今季導入した「オープナー」をこなすなど53試合に登板した。藤平は今季未勝利も2軍では9勝をマークし、来季の飛躍が期待される。
一方、寺島は本来の力をなかなか発揮できずにいる。今年2月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた高橋昂は来季の復活にかける。
野手では九鬼、鈴木がともに今季初めて1軍出場機会を得た。分厚い選手層の中、激しい競争を勝ち抜けるか2人ともに来季が勝負の年になりそうだ。
今オフに戦力外通告を受けた松尾(今季登録名・大河)は沖縄初のプロ野球球団として設立された「琉球ブルーオーシャンズ」への入団が決まった。
また、アマチュア球界にも逸材はいる。早大の早川隆久投手(木更津総合)は今年侍ジャパン大学代表に選ばれた左腕。西武今井の同僚だった明大の入江大生(作新学院)は高校では主に活躍も大学進学後に投手に専念。ともに来年のドラフト候補に挙げられる存在だ。
(Full-Count編集部)