鷹リチャード、楽天村林、阪神片山… アジアWLで躍動中、各球団期待の星は?

楽天・村林 一輝【写真:荒川祐史】
楽天・村林 一輝【写真:荒川祐史】

楽天の村林は首位打者、ソフトバンクの砂川リチャードは本塁打&打点の2冠

 現在、台湾で開催されているアジアウインターリーグ。NPBからはソフトバンク、西武、楽天、オリックス、ヤクルトのNPBレッド、巨人、ロッテ、DeNA、阪神、中日のNPBホワイトの2チームが参戦している。この2チームに加え、日本の社会人選抜、韓国プロ野球選抜、台湾プロ野球選抜、そして、川崎宗則内野手が在籍する味全ドラゴンズの6チームが行われている。

 現在、全チーム11試合ずつを消化し、残りは4試合となっている。かつては中日の高橋周平内野手や巨人の岡本和真内野手、阪神の青柳晃洋投手、オリックスの吉田正尚外野手らが参戦し、その後のブレークへの足がかりとなった大会でもある。

 この若手の登竜門とも言えるアジアウインターリーグ。今季のここまでの成績から、来季のブレークに期待したい各球団の若手選手を見ていってみよう。まずは打者だ。

○村林一輝(楽天)
 目下、打率.429のハイアベレージを残して首位打者をひた走る村林。2015年のドラフト7位で入団すると、今季は1軍でキャリア最多となる49試合に出場した。遊撃手として期待されており、今後の飛躍が楽しみだ。

○砂川リチャード(ソフトバンク)
 ここまで3本塁打16打点で2冠王となっている。2017年の育成ドラフト3巡目で入団。まだ育成選手ながら、王貞治球団会長も期待を寄せ、そのパワーは先輩の柳田悠岐外野手と比較されるほど。打率も.356と高い数字を残している。

西武川越は昨季オフに野手転向、中日根尾は二塁手や外野手にも挑戦中

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