巨人、韓国17勝助っ人右腕を獲得へ 米複数メディア報じる「MLBの高額オファー断る」
エンジェル・サンチェス投手はKBO2年目の今季、17勝をマークした
巨人が来季の新外国人として、韓国プロ野球(KBO)のSKからFAになったエンジェル・サンチェス投手と複数年契約を結んだと、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。ドミニカ共和国出身の右腕サンチェスはKBO2年目の今季、17勝5敗、防御率2.62をマークした。
「トレード・ルーマーズ」は、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のロバート・マレー記者が投稿したツイッターを引用。マレー氏は「関係者によると、身体検査が残っているが、読売ジャイアンツがFAの投手エンジェル・サンチェスと複数年契約をした。サンチェスは、(前SKの)メリル・ケリーがダイヤモンドバックスと結んだ契約を上回る複数のMLBオファーをパスした」とツイートしている。
また、記事では「興味深いことに、サンチェスはメジャーで得られるよりも少ない金額になる」と指摘。メリル・ケリー投手は昨オフにSKから2年総額550万ドル(約6億円)でダイヤモンドバックスに移籍。今回のサンチェスの場合は、この金額を上回るオファーを複数のメジャー球団から受けながら、条件面では下回るNPBの巨人と契約したという。
30歳の右腕が日本球界でどんな投球を見せてくれるか。注目される。
(Full-Count編集部)