【MLBドリームカップ】まさに夢舞台! 草野球決勝戦がメジャー球場で開催 主催者「何よりの醍醐味」

選手紹介、場内アナウンスがなされるなど、MLB仕様の試合運営

 試合開始前の選手紹介では電光掲示板に選手の名前が映し出され、場内アナウンスもされた。日本屈指の草野球プレーヤー達は、まるでMLBオールスターやプレーオフのような体験をしたのだった。

 「今回の決勝戦は3勝3敗で第7戦を迎えるワールドシリーズと同じ。7回で同点だったので、延長戦に突入しました。同点なら決着がつくまで試合が継続することになっていました」

 降雨の少ないサンディエゴで珍しい雨の激闘となった決勝で、優勝した小千谷名球会は8回裏に最後のアウトを奪った瞬間、マウンド上で歓喜の輪をつくった。グラウンド上で配布された優勝記念シャツを着用し、キャップをかぶったが、それもまた本番仕様。栄光の優勝メンバーは感動をにじませていた。

「今回は大成功でしたね。来年も決勝戦はアメリカでと考えています。ペトコパークが現時点で最優先ですが、他のスタジアムで今後行うこともあるかもしれませんね」と十原氏は語った。

 MLBジャパン、ゼビオグループ、MLBが軟式野球の普及を目的にしている今大会。今後もメジャーのスタジアムで“ワールドシリーズ体験”というプライスレスな決勝進出のご褒美は継続方針のもようだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY