オリ加入ジョーンズの“WBC本塁打強奪”が再脚光 米メディア「絶対に忘れない」
2017年の第4回WBCでアメリカを救うスーパーキャッチを見せたジョーンズ
ダイヤモンドバックスからFAとなっていたアダム・ジョーンズ外野手は2年800万ドル(約8億7000万円)でオリックスに移籍した。打撃も魅力の超大物助っ人だが4度のゴールドグラブ賞を受賞するなど守備力も見逃すことはできない。2017年WBCで見せた“本塁打強奪キャッチ”は忘れることができないプレーの一つだろう。
ジョーンズは2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表として出場し初優勝に貢献した。ジョーンズがオリックスと契約したことを受け、米メディア「CBSスポーツ」のダニー・ビエッティ記者は自身のツイッターで「2017年のWBCで披露した彼を象徴する(本塁打強奪の)キャッチを共有するには、かつてないほど絶好の機会だ。絶対に忘れない」と動画を公開した。
2次ラウンド、ドミニカ共和国-アメリカの一戦。アメリカ2点リードで迎えたドミニカ共和国の7回の攻撃。1死走者なしから2番マチャドがクリッパードから右中間へ大飛球を放つ。だが、この打球に反応したのが中堅のジョーンズだった。果敢に追いすがると、スタンドインする寸前にタイミングよくジャンプして本塁打を“強奪”し球場は大歓声に包まれた。
アメリカを救った球史に残るプレーにファンも「史上屈指のキャッチ。自分はその時、これまでで一番興奮したんだ」「その時球場にいたよ」と大絶賛。あれから3年が経ち来季は35歳を迎えるジョーンズ。オリックスでも豪快なホームラン、そして華麗な守備でファンを沸かせるはずだ。