「探していた長距離砲を見つけた」 筒香のレイズ入りを米メディア続々速報
筒香がレイズと2年総額13億円で合意 米メディア伝える
DeNAからポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指していた筒香嘉智外野手がレイズと2年総額1200万ドル(約13億1100万円)で合意した。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が伝えた。DeNAには譲渡金として240万ドル(約2億6200万円)が支払われる見込みとなっている。
MLB公式サイトは「レイズは日本人スラッガー・ツツゴウを獲得した」と速報。DeNAで10シーズン、205本塁打を放ったことなどを伝え、「NPBでは頼りになるパワーヒッターだった」と伝えた。第一報を伝えた地元紙「タンパベイ・タイムズ」は「レイズが探していたパワーヒッターを見つけた」と速報した。
昨季ア・リーグ東地区2位でポストシーズンに進出したレイズは正左翼手のトミー・ファムをパドレスへトレード。今季33本塁打のハンター・レンフロー外野手を獲得した。中堅に3度のゴールドグラブ賞に輝いている名手ケビン・キアマイヤー、右翼には今季打率.291、33本塁打、89打点を記録したオースティン・メドウズがいる。指名打者や一塁での起用が予想される。また、同地区のヤンキース・田中将大投手との対決が期待される。過去に日本人選手では野茂英雄、森慎二、岩村明憲、松井秀喜が在籍していた。
筒香は09年ドラフト1位で横浜入り。16年に44本塁打、110打点で2冠王に輝き、今季は131試合出場、打率.272、29本塁打、79打点。NPB通算10年間で968試合出場、977安打、205本塁打、613打点を記録した。
(Full-Count編集部)