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来季から楽天モンキーズとなるラミゴが最後の台湾王者に…2019年の台湾プロ野球

今年で30シーズン目を迎えた台湾プロ野球(CPBL 中華職業棒球大聯盟)の2019年シーズンを振り返ろう。CPBLは、4球団からなり、前後期の2シーズン制。各期20試合総当たりでペナントレースを争う。

MVPの朱育賢はチャイニーズ・タイペイ代表としても活躍【写真:Getty Images】
MVPの朱育賢はチャイニーズ・タイペイ代表としても活躍【写真:Getty Images】

36歳リズが投手2冠、台湾代表は来年4月の世界最終予選で東京五輪を目指す

 今年で30シーズン目を迎えた台湾プロ野球(CPBL 中華職業棒球大聯盟)の2019年シーズンを振り返ろう。CPBLは、4球団からなり、前後期の2シーズン制。各期20試合総当たりでペナントレースを争う。

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○前期
1 ラミゴモンキーズ35勝24敗1分 率.593差-
2 富邦ガーディアンズ31勝27敗2分 率.534 差3.5
3 中信ブラザーズ26勝32敗2分 率.448 差8.5
4 統一ライオンズ25勝34敗1分 率.424 差10

○後期
1 中信ブラザーズ36勝24敗0分 率.600 差-
2 富邦ガーディアンズ32勝28敗0分 率.533 差4
3 ラミゴモンキーズ28勝31敗1分 率.475 差7.5
4 統一ライオンズ23勝36敗1分 率.390 差12.5

 前期優勝のラミゴモンキーズと後期優勝の中信ブラザーズによって10月12日から台湾シリーズが行われた。

・台湾シリーズ
●中信 5-6 ラミゴ○
○中信 13-6 ラミゴ●
○ラミゴ 8-4 中信●
○ラミゴ 15-8 中信●
○ラミゴ 20-3 中信●

 ラミゴが3年連続7回目の台湾一の座を獲得。ラミゴは来季から日本の楽天に買収され、楽天モンキーズとチーム名が変わるが、最後のシーズンに有終の美を飾った。なお、前後期2位の富邦ガーディアンズは、通算成績ではラミゴと同じ63勝55敗2分となったが、前後期どちらも優勝していないため、プレーオフは行われず台湾シリーズには出場できなかった。

○個人タイトル
MVP 朱育賢

○打撃成績
首位打者 林立(ラミゴ).389
本塁打王 朱育賢(ラミゴ)30本
打点王 林益全(富邦)108打点
盗塁王 王威晨(中信)27盗塁

○投手成績
最多勝 ラダメス・リズ(ラミゴ)16勝
最優秀防御率 マイク・ロリー(富邦)2.78
最多奪三振 ラダメス・リズ(ラミゴ)179奪三振
最多セーブ 陳韻文(統一)24セーブ

 CPBLは、打高投低が続いておりラミゴのチーム打率は.318だった。MVPの朱育賢は4年目の28歳。最多安打も獲得している。林立は3年目の23歳、大スター王柏融は日本ハムに移籍したが、ラミゴは有望な若手が育っている。

 投手の主要タイトルはここ数年の傾向通り外国人投手が獲得した。最多勝、最多奪三振のラダメス・リズ(台湾名 李茲)は、2008年オリオールズで6勝を挙げた36歳の先発右腕。2016年には楽天でもプレーして今季新加入。最優秀防御率のマイク・ロリー(台湾名 羅力)はアメリカではAAどまりだがCPBLでは6年で84勝を挙げた35歳の先発右腕。

 今季のCPBLでは、首位打者を5回獲得し、MVPにも輝いた大選手、彭政閔(中信)の引退が大きな話題となった。

 台湾代表は「プレミア12」では、日本を除くアジア勢の1位になって東京オリンピック出場を目指したが、韓国の後塵を拝する結果となった。2020年4月に台湾・台中市で予定されている世界最終予選での勝ち抜けを期してCPBL選抜チームが編成されることになっている。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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