ブルージェイズは山口俊のどこを評価? 球団社長が語る「彼は万能性を持っている」
地元メディア「スポーツネット」の番組に出演したシャパイロ社長が山口を評価
ポスティングシステムを利用して巨人からメジャー挑戦を目指していた山口俊投手がブルージェイズとの契約に合意した。MLB公式サイトなど米メディアが一斉に伝え、契約内容は2年契約で年俸300万ドル(約3億3000万円)、メディカルチェックを終えて正式契約を結ぶ。
山口の合意が報じられた後に、ブルージェイズのマーク・シャパイロ球団社長兼CEOは地元メディア「スポーツネット」の番組に出演。正式に発表されていないため、契約合意については認めなかったものの、山口の投手としての評価についてコメントした。
今季、16勝をマークして最多勝、最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得した山口。先発として2度の2桁勝利をマークする一方で、2011年に34セーブをマークするなどリリーフとしての実績もある。シャパイロ氏も「FAの中で、彼は万能性を持っていて、救援投手としても先発投手としても考えられます」と先発、リリーフ双方で起用可能なユーティリティ性を高く評価した。
今季はア・リーグ東地区で4位に沈んだブルージェイズ。シャパイロ氏は「投手陣の整備に向け、現在の投手陣に上手くフィットする可能性のある候補だと思います」と話していた。
(Full-Count編集部)