2年約6億6000万円でブ軍合意の山口 米メディア「ローテ中盤で投資に見合う」
米メディア、ブ軍は山口に「エースになることを求めているわけではない」
ポスティングシステムを利用して巨人からメジャー挑戦を目指していた山口俊投手がブルージェイズとの契約に合意した。MLB公式サイトなど米メディアが一斉に伝え、契約内容は2年契約で年俸300万ドル(約3億3000万円)、メディカルチェックを終えて正式契約を結ぶ。米メディア「ブリーチャー・リポート」は「ローテーション中盤くらいのパフォーマンスを見せれば、投資に見合うだろう」としている。
記事は「日本人投手シュン・ヤマグチとブルージェイズが2年600万ドル(約6億6000万円)の契約に合意」とのタイトルで詳報。山口の日本での成績を紹介した上で、「日本投手の誰もがすぐにメジャーリーグに適応できるわけではない」と指摘している。
そして、今季マリナーズに移籍した菊池雄星投手に言及。「マリナーズはユウセイ・キクチと3年4300万ドル(約47億円)、2025年までの球団オプションがつく契約を結んだ。キクチは2019年に32先発登板、防御率5.46とした」と、契約内容と今季成績を紹介している。
記事はさらに「ヤマグチがアメリカで経験がないことは、明らかにある程度のリスクがある」とし、「ブルージェイズは彼にエースになることを求めているわけではない。ローテーション中盤くらいのパフォーマンスを見せれば投資に見合うだろう」と指摘している。
(Full-Count編集部)