鷹は千賀、阪神ジョンソン、中日はビシエド…12球団の2019年MVPは誰?

パ・リーグは? 日本ハム・有原が自身初の最多勝のタイトルを獲得

【パ・リーグ】
西武:森友哉
 リーグ2連覇を果たした西武。パ・リーグMVPだった森は打率.329、23本塁打、105打点をマークし、史上4人目となる捕手での首位打者に輝いた。捕手としても投手陣をリードしチームを優勝に導いた。森だけでなく、12勝をマークしたニールや打点王の中村らも活躍を見せた。

ソフトバンク:千賀滉大
 3年連続で日本一となったソフトバンクは、エースとして13勝をマークした千賀がMVPだ。防御率2.79、227奪三振で最多奪三振のタイトルを手にした。9月6日のロッテ戦では史上80人目のノーヒットノーランを達成した。野手では103試合で打率.319、28本塁打だったグラシアルの活躍が際立った。

楽天:浅村栄斗
 熾烈な争いを制して3位に食い込み、クライマックスシリーズに進んだ楽天。FA権を行使して西武から楽天に加入した浅村はキャリアハイとなる33本塁打を放ち、打線を牽引した。同じく33本塁打を放ったブラッシュ、最多セーブのタイトルを獲得した守護神の松井もMVP級の働きだった。

ロッテ:荻野貴司
 クライマックスシリーズ進出を逃したロッテは荻野をMVPに選んだ。自身初の規定打席に到達し、打率.315をマーク。初めて2桁本塁打となる10本塁打を放ち、28盗塁とリードオフマンとしてチームに貢献した。日本ハムから移籍したレアードも32本塁打を放って結果を残した。

日本ハム:有原航平
 5位に沈んだ日本ハムでは大黒柱として15勝をマークした有原がMVPだろう。今季は24試合に登板して15勝8敗、防御率2.46の好成績を残した。自身初のタイトルとなる最多勝にも輝き、チームを引っ張った。

オリックス:山本由伸
 最下位に沈んだオリックスでは山本がMVPだった。故障離脱こそあったものの、防御率1.95をマークして最優秀防御率のタイトルを 獲得。味方の援護に恵まれない試合が多く、20試合で8勝6敗だったものの、リーグでトップクラスの投球を見せていた。

(Full-Count編集部)

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