ストラスバーグ、ナ軍残留の要因は僚友シャーザー かつては衝突も尊敬しあう存在に

ナショナルズのマックス・シャーザー(右)とスティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】
ナショナルズのマックス・シャーザー(右)とスティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】

ストラスバーグ残留イベントにシャーザーも出席、2人はハグを交わす

 今オフにFAとなったスティーブン・ストラスバーグ投手はナショナルズと7年総額2億4500万ドル(約266億1600万円)で再契約を結んだ。米メディア「NBCスポーツ」はその理由として、チームの両輪として世界一に導いたマックス・シャーザー投手の存在が大きかったと指摘している。

「NBCスポーツ」は「スティーブン・ストラスバーグがナショナルズに戻ったのは、マックス・シャーザーとの関係が理由の1つだった」とのタイトルで詳報。記事によると、17日(日本時間18日)に行われた、ストラスバーグのナショナルズへのリターン・イベントに、選手としてはただ一人シャーザーが出席。その場でストラスバーグは、シャーザーにハグし、感謝の言葉を述べて笑顔になったとしている。

 さらにストラスバーグが契約延長に合意した理由は、ナショナルズの居心地が良かったからで、シャーザーがいたこともその決断の助けになっただろう、と言及している。

 記事は「他の多くの場合と同じように、この2人の同僚は、さまざまな経験を通して、お互いの理解を深めてきた。時には態度が悪いと言い争うこともあった。2018年のダグアウトでの2人の言い争いを覚えているだろうか」と指摘。「こういうことは、珍しいことではない。デーブ・マルティネス監督は彼らに話し合うように命じ、彼らはそうした。そして、前に進んだ」としている。

ストラスバーグ「アグレッシブでいることが重要だと学んだ」

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