計7人が動いたロッテと楽天の“大量移籍劇” 来季はどっちが笑う?
楽天に鈴木、涌井、酒居の3選手が加入した
今オフ、ストーブリーグの“主役”となっているのがロッテと楽天だ。ロッテはFAの美馬学(楽天)、福田秀平(ソフトバンク)を獲得、一方の楽天もFAの鈴木大地(ロッテ)を獲得するなど活発に補強を進めている。
特徴的なのはロッテから楽天、楽天からロッテへの選手の往来が激しいこと。今オフ、両チーム間で動いた選手は以下の通り。
【ロッテ→楽天】
○鈴木大地内野手 FA移籍
東洋大から2011年ドラフト3位でロッテ入団。内外野をこなすユーティリティープレーヤー。遊撃手として2度のベストナイン(2013、16年)、二塁手としてゴールデングラブ賞(17年)に選出されている。通算1061試合出場で999安打、打率.274をマークしている。
○酒居知史投手 美馬学投手の人的補償で獲得
社会人を経て2017年ドラフト2位でロッテ入団。1年目は先発で5勝をマークし、3年目の今季は救援で54試合、5勝4敗、20ホールドと活躍した。
○涌井秀章投手 金銭トレード
横浜高から2004年ドラフト1位で西武入団。14年にロッテにFA移籍した。通算133勝128敗、37セーブ、防御率3.51。最多勝3度(2007、09、15年)、09年に沢村賞に選ばれている。今季は18試合で3勝7敗にとどまった。西武時代に、楽天石井GMや岸孝之投手、来季加入する牧田和久投手らと一緒にプレーしている。