田中&黒田がヤンキース10年代ベスト9に 地元TV局選出もファンからは議論噴出
田中は2014年から6年連続2桁勝利で75勝、黒田氏は2012年からの3年間で38勝
今季は7年ぶりにア・リーグ東地区を制したが、リーグ優勝決定シリーズでアストロズに敗れたヤンキース。2010年代は1度もワールドシリーズに進めない屈辱を味わったが、地元TV局「SNYTV」の番記者スウィーニー・ムルティ氏は、そんな10年間のベストナインを発表。日本選手では田中将大投手、黒田博樹氏が選出されている。
先発投手には、メジャー通算256勝のアンディ・ペティット氏、251勝のCC・サバシア氏と並んで田中、黒田氏らが選出された。田中は加入した2014年から6年連続2桁勝利で75勝、黒田氏は2012年からの3年間で38勝と堂々の成績を残している。
また、スーパースターのデレク・ジーター氏とアレックス・ロドリゲス氏は、2010年代にはすでにキャリアの終盤に差し掛かっており選出されず。ファンはコメント欄で議論を展開。多くのコメントがついている。
「クロダって誰?」
「クロダは、彼がニューヨークにいた間のベストのスターターだったのに、みんなが彼の名前を知らないのは悲しい」
「Aロッドを選ばなかった?」
「三塁はAロッドでしょう」
「ジーターが僕にとってベストの遊撃手」
「これは酷い」
「これを作った人はクビになるべき」
サンチェス、ガードナー、ジャッジら現在も主力の選手たちが多く選ばれた。2020年代は好スタートを切れるのか注目だ。
【スウィーニー・ムルティ氏選出、直近10年のヤンキースのベストナイン】
捕手:ゲイリー・サンチェス
一塁手:マーク・テシェイラ
二塁手:ロビンソン・カノ
三塁手:ミゲル・アンドゥハー/ジオバニー・ウルシェラ
遊撃手:ディディ・グレゴリウス
左翼手:ブレット・ガードナー
中堅手:カーティス・グランダーソン
右翼手:アーロン・ジャッジ
指名打者:ニック・スウィッシャー
先発投手:CC・サバシア、田中将大、黒田博樹、ルイス・セベリーノ、アンディ・ペティット
救援投手:デリン・ベタンセス
監督:ジョー・ジラルディ
(Full-Count編集部)