西武がハワイV旅行でゴルフコンペ開催 優勝は潮崎氏「来年も優勝できるように!」
V候補ニールは出だしのOBが響いて5位、金子は27位、外崎は38位だった
パ・リーグ2連覇を果たした西武はハワイへの優勝旅行を実施。14日から5泊7日で常夏の島を楽しんだ。現地時間17日にはハワイ・ホノルルの「ハワイプリンスゴルフクラブ」でコンペを開催。1番ホールのティーショットから大盛り上がりだった。
ベストグロス「72」を誇る優勝候補のザック・ニールはマウンドとは違って力んだ? のかOBに。金子侑司、外崎修汰らが風に泣かされて思い通りのショットがかなわない中で、岡田雅利、熊代聖人の平成元年生まれコンビは好スタートを切った。
実は彼らが優勝旅行期間中、ゴルフを楽しむのはこの1日だけではなかった。多い選手は3日連続でハワイプリンスゴルフクラブを訪れたのだ。何といっても穏やかな気候、そして9ホールからなるコースを3つ備える全27ホールという珍しいコースであるため、連日違ったゴルフを楽しめるのが、リピーターが多いゆえんだろう。池が絡むホールを多く所有し、難しさを感じさせる一方で、ビギナーティーが通常のゴルフ場より前にあるので初心者にもやさしいというのだ。
この大会を制したのは球団本部編成グループディレクターの潮崎哲也氏。球団内でも圧倒的な実力を持つ同氏は、毎年恒例の球団納会ゴルフでは17、18年と2年連続Vを飾っている。今年は大石達也氏に優勝をさらわれたが、ベストグロスは潮崎氏だった。
18日のクリスマスパーティーの中で表彰式が行われ、潮崎氏は「皆さま、(いつも)申し訳ありません。何事にも一生懸命やっている結果です(笑)。来年も優勝できるように! 私の優勝旅行ゴルフ2連覇もかかっているので」と笑いをとって貫録の優勝を振り返った。
ちなみに滑り出しに若干つまずいたニールだが、シーズン同様に後半は安定。終わってみればグロス「79」でフィニッシュして5位に入った。最初のホールが好調だった岡田と熊代は、その後明暗が分かれて熊代が14位、岡田は直近までの背番号と同じ37位だった。金子は27位、外崎は38位。それぞれが名門コースを楽しんだ。
ライオンズが優勝すれば12月は「プリンス ワイキキ」に宿泊し、「ハワイプリンスゴルフクラブ」でプレーを楽しむ。ライオンズファンの皆さんはそんな勝者の旅をなぞって一緒に優勝の喜びを感じてみるのも、面白いかもしれない。