カブスGM、秋山を「非常に優秀」と高評価も 米メディア「金額が適正であれば…」
カブスは今季、先頭打者と中堅手不在に泣かされた
西武から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す秋山翔吾外野手について、米メディア「NBCスポーツ・シカゴ」は、中堅手と先頭打者を必要としているカブスにとって「アキヤマのような選手が理想的」と指摘した。金額が適正であれば「カブスに完璧にフィットする」と太鼓判を押した。
今季のカブスは、5人が中堅手として出場し、打率.232、出塁率.305、長打率.388、OPS(出塁率+長打率).693の成績であり、中堅手の打率とOPSはメジャー20番目だった。11人が先頭打者として起用されたが、打率.212、出塁率.294でどちらもMLBで最下位だったと、記事は中堅手と先頭打者不在を説明している。
記事はさらに、通算打率.301、出塁率.376、直近5シーズンの出塁率が.385以上という成績を日本で収めている秋山は、「中堅手、先頭打者としてレギュラーになる可能性がある」と分析。カブスGMのジェド・ホイヤー氏も「彼が非常に優秀な選手であることは明らか。メジャーリーグのチームでも良い役割を果たすだろう」と高く評価している。
カブスから“熱視線”を注がれる秋山。同記事は金銭的に余裕の無いカブスの希望金額を超えてしまう懸念がある事にも言及しており「金額が適正であれば、アキヤマは理論上カブスに完璧にフィットするように思える」と報じている。
メジャーの複数球団から注目されている秋山。今後の展開が注目される。
(Full-Count編集部)