大谷サイクル&イチロー引退がMLB19年名場面TOP40に選出 「忘れられない瞬間に満ちている」
MLB公式サイトが「2019年MLB最高の瞬間トップ40」を選出
2010年代、最後のシーズンとなった2019年。メジャーリーグはナショナルズが球団史上初のワールドシリーズ制覇で幕を閉じた。MLB公式サイトはオフの企画として「2019年MLB最高の瞬間トップ40」を選出。大谷翔平投手、今季で現役を引退したイチロー氏が名を連ねた。
世界最高峰の舞台で生まれた名場面に日本人選手の名前も刻まれた。MLB公式サイトは2019年シーズンを振り返り「いつも、忘れられない瞬間に満ちている。サヨナラホームランから新記録達成の瞬間、キャリア最後の瞬間まで」と今季の名場面トップ40を発表した。
日本人選手ではまずイチロー氏の引退試合が40位にランクイン。3月21日に東京ドームで行われたアスレチックス戦を最後に現役引退を表明。記事では「唯一無二のプレーヤーで、メジャーリーグにおいても、日本においても素晴らしいインパクトを残した」と賛辞を送り、ルーキー時代に新人王とMVPを同時に受賞したことなど、これまでの実績を紹介している。
そして27位には大谷の日本人初のサイクル安打が選出。6月13日の敵地レイズ戦で「3番・DH」で出場すると第1打席で3ラン、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席で三塁打、第4打席で中前打を放ち快挙を達成。トミー・ジョン手術の影響で打者に専念したが「オオタニとエンゼルスにとって幸運だったことは、彼は打つことができること」と伝えている。
年間名場面トップに選出されたのはナショナルズのハウィー・ケンドリック内野手がワールドシリーズ第7戦で放った逆転2ランだった。
(Full-Count編集部)