西武田村、現状維持700万円でサイン 米トレで課題発見「柔軟性を高めていく」
3年目の今季は初の開幕1軍も、4月中旬に2軍落ち…
西武の田村伊知郎投手が23日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸700万円でサインした(金額は推定)。
プロ入り3年目で初めて開幕を1軍で迎えたが、4月中旬に2軍落ち。その後もシーズンを通じて再昇格には至らず、大半をファームで過ごした。昨秋から投じている新球・シュートで投球の幅が広がったが、「うまくいくときとうまくいかないときの波が激しかった。安定させることが一番」と課題を口にした。
今季終了後には米シアトルにある「ドライブライン・ベースボール」で自身の投球動作などを解析。「身体の柔軟性がパフォーマンスを妨げている」と指摘され、ストレッチ系のトレーニングを強化した。田村は「柔軟性を高めて、パフォーマンスの全てを上げていきたい」と来季の飛躍を誓っていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)