上原浩治は「圧倒的だった」 MLB公式選出、Rソックス10年代“最高の選手”の1人に
4年間での防御率2.19は、7位に選出されたキンブレルの3年間の2.44を上回る
レッドソックスは2019年のシーズンを84勝78敗で終え、ア・リーグ東地区3位でポストシーズン進出を逃した。しかし2010年代で見ると、4度の地区優勝、2度の世界一と輝かしい10年間に。MLB公式サイトはオフの企画として「2010年代レッドソックス最高の選手たち」トップ10を選出し、上原浩治氏が8位に入っている。
上原氏は2013年から16年まで守護神として活躍。4年間での防御率2.19は、7位に選出されたキンブレルのレッドソックスでの3年間の防御率2.44を上回り、「ウエハラはキンブレルのように圧倒する直球を持っているわけではないが、残した結果は同じくらい圧倒的だった」と評している。
特に2013年のポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズでMVP、ワールドシリーズで胴上げ投手になる大活躍。16試合中13試合に登板してポストシーズン最多タイ記録となる7セーブを挙げ、記事では「ウエハラはどれほど圧倒的だっただろうか?」とその活躍を振り返っている。
また、1位にはデビッド・オルティス氏が選出。2003年から16年までの14年間にわたって在籍し、2013年にはワールドシリーズMVP。2016年は打率.315、38本塁打、127打点で打点王と驚異的な成績を残しながら引退した。6月には母国のドミニカ共和国で銃撃事件に巻き込まれたが、無事に回復してテレビ番組に出演するなど元気な姿を見せている。
以下はMLB公式が選出した「2010年代レッドソックス最高の選手たち」
1位 デビッド・オルティス
2位 ムーキー・ベッツ
3位 ダスティン・ペドロイア
4位 ジョン・レスター
5位 ザンダー・ボガーツ
6位 クリス・セール
7位 クレイグ・キンブレル
8位 上原浩治
9位 JD・マルティネス
10位 デビッド・プライス
(Full-Count編集部)