コール獲得のヤ軍は「WS進出が見えている」 地元紙「近いチームすらない」
ア・リーグの他地区、ナ・リーグも効果的補強をしたチームはないと説明
記事はア・リーグ他地区に言及。中地区には強豪チームがなく、ツインズにはエースがおらず、注目はヤスマニ・グランダル捕手を獲得したホワイトソックスだが、先発投手が十分でないと指摘している。さらに西地区ではコールを失ったアストロズが再び100勝するチームになるようには見えず、アスレチックスも大きな補強はしないであろうとし、「ヤンキースのワールドシリーズ進出は見えている」と断じている。
記事はさらにナ・リーグについても指摘。「ナショナルズ、ドジャース、ブレーブス、カージナルスといったワールドシリーズ進出の可能性のあるエリートチームも(ヤンキースよりも)現時点で良いチームではない」と評して説明を加えている。
記事によると、ブレーブスはダーノーと抑えのウィル・スミス投手を獲得したが、FAとなったジョシュ・ドナルドソン内野手の打撃の穴は埋められず、ナショナルズはスティーブン・ストラスバーグ投手と再契約したものの、アンソニー・レンドン内野手を失った穴は大きいと指摘。ドジャースはFAとなっていたコール、レンドン、コーリー・クルーバー投手、マディソン・バムガーナー投手の獲得をことごとく逃し、心配するようなチームではないと伝えている。
2009年の世界一以来、ワールドシリーズ出場からも見放されているヤンキース。今オフの主役が再びトップに君臨できるか。2020年は注目の1年になる。
(Full-Count編集部)