鷹・柳田、7年契約の後押しに? 糸井の助言「ギータはバンクやろ!」

契約更改に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
契約更改に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

メジャー封印、生涯ホークスの決断までに「色々な人に相談した」という柳田

 25日の契約更改交渉で新たに7年契約を結んだソフトバンクの柳田悠岐外野手。2017年オフに結んでいた3年契約を見直し、2026年までの大型契約にサインした。

 来季は現状維持の年俸5億7000万円で、その後は変動制の4年契約に。2023年オフにそれまでの4年間の結果、成績を見て、その後の3年間の契約の詳細を決めることになった(金額は推定)。

 もともとは2020年シーズン中に海外FA権を取得する予定だった柳田。今季の怪我による長期離脱で海外FA権の取得が2021年にズレ込むことになった。「海外FAを取れると思って3年契約にしていた。怪我で取れないとなって、そういう運命かなと」と生涯ホークスを決意した。

 この決断に至るに際して「色んな人に相談した」という柳田。その相談相手の1人として、師匠でもある阪神・糸井嘉男外野手の名前を挙げた。その糸井からかけられた言葉は「ギータはバンクやろ!」だったという。

「柳田=ソフトバンク」という思いが込められていたのか。そんな一声も後押し?となり、メジャーへの思いを封印して7年という異例の長期契約を結ぶ決断に至った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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