西武ファンクラブ会員向けDVDに木村、熊代ら登場 岡田がドラ2渡邉絶賛「強烈」

西武5選手による座談会の様子【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武5選手による座談会の様子【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

木村は金子の“脱帽プレー”に「サイズを変えろと思う」

 西武の「2020年ファンクラブ会員」向けの特典DVD撮影が東京都内で行われ、木村文紀外野手、水口大地内野手、岡田雅利捕手、熊代聖人外野手、佐藤龍世内野手の5選手が参加した。リーグ2連覇を果たした今シーズンを振り返りながら、さまざまなテーマに沿って話が進められた。

 今年1番印象に残っている試合を挙げるコーナーで水口は、リーグ優勝を決めた9月24日の敵地ロッテ戦を挙げた。「ベンチで楽しかった。みんなすごい声が出ていた」と話し、怪我で離脱中だったがベンチ裏で試合を見ていたという岡田も「チームが一体になっていた」と振り返った。

 一方で熊代は、エルネスト・メヒア内野手のサヨナラ本塁打で勝利を決めた9月20日の本拠地楽天戦を挙げた。この試合で熊代は、同点で迎えた9回無死一塁の場面で代打で出場したもののバント失敗に終わっており、「本当にメヒアさまさまやと思った」と話し、笑いを誘った。

 撮影に参加したメンバーの中で変わっていると思う人を挙げるコーナーでは、佐藤が水口を指名。「絡みがいい意味で濃厚。挨拶しても基本は無視で、俺はお前に興味ないと言っているけれど、僕の声出しや僕がホームランを打った時は、1番笑って喜んでいる」と、2人の関係が垣間見えるエピソードを披露した。

 後半では参加選手がファンからの質問に答えるコーナーも。「捕手から見て1番期待の若手投手は?」という質問に、岡田は迷わず18年のドラフト2位右腕、渡邉勇太朗投手を挙げた。「ブルペンでの投球を見たけれど、強烈に良い。絶対に出てきてほしい。一緒に組めたら初勝利を挙げたい」と絶賛した。

 また、木村には「レフトにいる金子選手の帽子が落ちる爽やかさをどう思いますか?」という質問が寄せられ「はっきり言って僕はいつも帽子のサイズを変えろと思う。気にならないのかな。僕は絶対無理。まぁ僕が帽子を落としても爽やかには感じないと思うけど」と話すと、「そんなことないですよ」と佐藤がすかさずフォローし、参加メンバーが爆笑する場面も見られた。

 撮影を終えた佐藤はルーキーイヤーを振り返り「思っていたよりは試合に出られ、プロ入りが決まって思い描いていた1年目よりはできたかなと思います。ただもっと結果を出さないといけない。満足することなくやっていきたい」と、来季に向け更なる向上を誓った。また「来年は100試合出場を目標に掲げていますが、あくまで目標。それ以上、スタメンとして試合にたくさん出られるように、バッティングでいい数字を残していきたい。来年はバッティングに注目してほしいです」と、ファンにメッセージを送った。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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