イチロー氏のマ軍ラスト・アーチが特別賞「打率よりパワーを重視したら…」
MLB公式サイトが「2010年代最高の本塁打」を選出した
2017年オフに6年ぶりにマリナーズに復帰し、今年3月の日本開幕シリーズ後に現役引退したイチロー氏。MLB公式サイトは「マリナーズの2010年代最高の本塁打」を選出し、イチロー氏のマリナーズでの最後の本塁打を特別賞に選んでいる。
イチロー氏がマリナーズで最後の本塁打を放ったのは2012年6月6日の敵地エンゼルス戦。1点リードの8回2死走者なしで生まれた。カーペンターの甘く入った変化球を美しいスイングでバットに乗せ、ライトスタンドへと運ぶソロ。この一発から約6週間後の7月23日にヤンキースへのトレードが決まり、12年間プレーしたマリナーズに別れを告げた。
イチロー氏がマリナーズで放った本塁打は99本。記事では「象徴的なキャリアにおいて、イチロー・スズキが打撃練習で次々に柵越えする能力を考えれば、打率よりもパワーを重視していたら、どれくらいの本塁打を放っただろうかと多くの人が思っているだろう」と言及。ファンならイチロー氏が本塁打を量産する姿を1度は思い描いたに違いない。
現在はマリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏。今オフは草野球デビューや学生野球資格回復研修を受講するなど、新たなことに挑み続けている。現役を退いても、メジャーでの圧倒的な活躍はファンの記憶に残り続けている。
(Full-Count編集部)