広島・菊池涼介がメジャー移籍を断念し残留を表明…各球団発表、27日の去就は?
ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指していた
広島は27日、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指していた菊池涼介内野手が来季も残留すると発表した。MLBとの交渉期限は米東部時間で2020年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)に迫っていた。
菊池涼は2011年ドラフト2位で広島入りし、13年にレギュラーに定着。同年から今季まで7年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、球界を代表する二塁手として16年からのリーグ3連覇に貢献した。また、17年WBC、19年プレミア12に出場するなど国際経験も豊富。来夏の東京五輪でも主力として期待される。
広島は球団ホームページで「菊池涼介選手 カープ残留を表明」と発表。「自分の夢を実現しようと、動いてくれたカープ球団の方にはわがままなお願い事をいっぱいしてきましたし、それを聞いてくれてこういうふうに挑戦するところまでこれた事実は、本当に球団の方にはすごく感謝してますし、その中でFA市場の動きが遅いこともあり、この状況が続くのであれば、僕の思いを汲んで快く出してくれたカープ球団に早く残ると伝えた方がいいなという決断に至りました」などと残留会見でのコメントを発表した。
■セ・リーグ
【広島】
菊池涼介内野手 残留発表
(Full-Count編集部)