ホークス2010年代は優良助っ人がズラリ! 来日14連勝バンデンにMVPサファテ

デスパイネ、グラシアルらキューバ助っ人が大活躍した

○アルフレド・デスパイネ外野手

 2014年途中にキューバからロッテに加入し、2017年にソフトバンクに移籍した。1年目から打率.262、35本塁打、103打点で本塁打、打点の2冠でベストナイン輝くと、昨季は29本塁打、今季は36本塁打で2度目のベストナインと主砲として活躍。来季の去就はキューバ政府と交渉中。

○リバン・モイネロ投手

 2017年途中にキューバから育成契約で加入。6月に支配下登録されると34試合に登板し、15ホールド、防御率2.52の好成績を残した。昨季は49試合で13ホールド、防御率4.53とやや悪化したが、今季は60試合で34ホールド、防御率1.52とブレーク。12月に24歳を迎えたばかりと若く、来季の残留も決定している。

○ジュリスベル・グラシアル外野手

 昨季、キューバから加入。左手薬指の骨折で離脱はありながら54試合で打率.292、9本塁打と実力の片鱗を見せると、今季は球宴に選出されるなどブレーク。キューバ代表としてパンアメリカン競技大会に出場するため約1か月間離脱したものの、103試合の出場で打率.319、28本塁打、68打点の成績。日本シリーズでは4試合で3本塁打、6打点の大活躍でMVPに輝き、日本一に貢献した。来季の去就はキューバ政府と交渉中。

 ファルケンボーグ、サファテの活躍でブルペンの安定感があった2010代となった。2017年以降はデスパイネ、モイネロ、グラシアルと強力なキューバ勢が加入し、3年連続日本一の原動力となった。

 来季に向けては、バンデンハーク、モイネロ、サファテ、スチュワート、コラスが残留。新たにウラディミール・バレンティン外野手、メジャー54勝のマット・ムーア投手を獲得し、デスパイネとグラシアルが残留すれば充実の9人体制となる。

(Full-Count編集部)

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