ブランコ、ルナ、ビシエド…中日の2010年代助っ人はタイトルホルダー揃い

ビシエドは18年から2年連続でベストナインを受賞した

○ダヤン・ビシエド内野手

 2008年にキューバから亡命してホワイトソックス入り。2010年に21歳でメジャーデビューし、2012年には25本塁打を放った。2016年にホワイトソックス傘下から加入し、1年目は22本塁打。2年目は8月に死球で骨折して87試合で18本塁打に終わったが、昨季は打率.348、26本塁打、99打点、178安打の大活躍で首位打者、最多安打に輝いた。今季もセ・リーグ2位の打率.315をマークし、2年連続のベストナインを受賞。来季の残留も決定している。

○アレックス・ゲレーロ外野手

 2013年にキューバから亡命してドジャース入り。2014年にメジャーデビューし2015年には11本塁打を放ったが、2016年途中にリリースされていた。2017年に中日に加入すると、打率.279、35本塁打、86打点で本塁打王を獲得。2018年に巨人に移籍し、今季は21本塁打を放ったが自由契約となっている。

○ジョエリー・ロドリゲス投手

 昨季途中にオリオールズ傘下から加入し、26試合で9ホールド、防御率2.30の好成績。今季は64試合に登板し、3勝4敗、1セーブ41ホールド、防御率1.64の大活躍で最優秀中継ぎ投手に輝いた。今オフにはレンジャーズと2年総額550万ドル(約6億円)でメジャー契約を結んだ。

 ブランコ、ルナ、ビシエド、ゲレーロ、アルモンテと強打者を次々と発掘した一方で、複数年に渡ってエース級の成績を残した先発投手はチェンが最後となっている。また、バルデス、ビシエド、ゲレーロ、R・マルティネスらキューバ出身者の活躍も光った。

 来季に向けては、ビシエド、アルモンテ、マルティネスが残留。セットアッパーのロドリゲスを失ったが、代わりとしてルイス・ゴンサレス投手を獲得。メジャー207試合の経験を持つモイセ・シエラ外野手との育成契約にも成功した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY