最下位なのに暖冬更改、新人が“首位打者”、大物助っ人獲得…オリ2019年10大ニュース
4番候補がシーズン途中で契約解除のアクシデントも…
○期待の4番候補がドーピング発覚でまさかの契約解除
フィリーズ傘下3Aで打撃2冠王のジョーイ・メネセス内野手が入団。オープン戦、「侍ジャパンシリーズ2019」ではメキシコ代表の4番としても活躍。だが、シーズンでは結果を残せず6月に禁止薬物に指定しているスタノゾロールの陽性反応が出て契約を解除された。
○球界初の女性スカウトが誕生
オフの人事異動では北京五輪・ソフトボール金メダリストの乾絵美氏がアマチュアスカウトグループへ。乾氏はアテネ、北京五輪の2大会でソフトボール日本代表に選出。捕手としてチームを支え銅メダル、金メダルの獲得に貢献した。球界初の女性スカウトが誕生した。
○ベテラン岸田護が現役引退
オリックス一筋、プロ14年目の岸田護が今季限りで現役引退を発表。先発、リリーフとして通算432試合に登板し44勝30敗、63ホールド、63セーブ、防御率2.99を記録。引退後は2軍投手コーチに就任し後進の指導にあたっている。
○福良淳一前監督がゼネラルマネージャー(GM)に就任
6月1日に育成統括ゼネラルマネジャーから新設されたGM職に就任。編成部長を兼任して、チーム強化の責任者を任される。オフにはMLB282発の超大物・ジョーンズを獲得するなど手腕を発揮している。
○山岡泰輔が勝率第1位、入団4年目での1億円の大台で“イチロー超え”
今季は26試合に登板し13勝4敗、防御率3.71、勝率.765で勝率第1位のタイトルを獲得。契約更改では5500万円増の1億円でサイン。来季4年目を迎える右腕の大台はイチローを抜いて球団最速、投手では西の26歳シーズンを上回り球団最年少だった。
(Full-Count編集部)