2年連続V逸&3年連続日本一 千賀の快挙、柳田が泣いた日…鷹の2019年10大ニュース

オフには柳田が7年契約、森が4年契約を結ぶ

○高橋礼が新人王
 2年目の高橋礼が先発ローテの一角として千賀に次ぐチーム2位の12勝をマーク。ドラフト1位ルーキーの甲斐野との争いを制して新人王に輝いた。オフには野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーとして「プレミア12」の優勝にも貢献した。

○史上稀に見る野戦病院…
 開幕前から怪我人が続出するシーズンだった。開幕前に中村晃が離脱すると、股関節の手術を受けたサファテも離脱。シーズン中も柳田や森唯斗、岩嵜翔、バンデンハーク、東浜巨、今宮健太、グラシアル、川島慶三、上林誠知など次々に主力が戦線を離れた。それでも若手やサブのメンバーが奮闘し、8月まで首位の座を守った。

○甲斐野、周東が大ブレーク
 怪我人続出のチームを支えた若手選手の中でもドラフト1位の甲斐野、そして育成から昇格した周東の働きはセンセーショナルだった。甲斐野はチームトップの65試合に登板しセットアッパーとして活躍。森が離脱している間は代役で守護神も務めた。周東は“切り札”の代走として活躍。シーズン終盤になると、登場するだけで大歓声が起こるほどに。2人は侍ジャパンのメンバーとしても活躍した。

○全米ドラ1右腕獲得、バレンティン&ムーア加入、福田はFAでロッテへ
 シーズン中に昨年の米ドラ1右腕カーター・スチュワート・ジュニア投手を獲得。プロ入り前の若手がいきなりNPBに加入するということで、日米で大きな話題となった。オフにはヤクルトを自由契約となったウラディミール・バレンティン外野手とメジャー通算54勝のマット・ムーア投手を獲得。一方で福田秀平外野手はFA権を行使してロッテへ移籍した。

○柳田が7年契約、森は4年契約
 オフの契約更改交渉で柳田が衝撃の7年契約を結んだ。来季が3年契約の最終年だったが、契約を結び直し、メジャー挑戦を封印して2026年までの大型契約を結んだ。また、6年連続50試合登板を果たした森唯斗投手も年俸4億6000万円(金額は推定)で4年契約を結んだ。

(Full-Count編集部)

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