7年連続Bクラス、松坂負傷&退団、「お前」騒動…2019年の中日10大ニュースは?
数々の助っ人を発掘した森前監督が退団、松坂は西武へ
○柳が初の2桁勝利、大島が最多安打、高橋がベストナイン&GG賞
3年目の柳裕也投手がついに開花。今季は26試合に先発し、初の2桁勝利となる11勝(7敗)をマークした。また大島洋平外野手が174安打で最多安打のタイトルを獲得。7度目のゴールデングラブ賞も手にした。高橋周平内野手はベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。
○助っ人が大活躍
例年、いい働きをする選手の多い中日の助っ人たちが今季も活躍した。ダヤン・ビシエド内野手は打率.315、18本塁打93打点と4番として申し分ない働き。ジョエリー・ロドリゲス投手は64試合に投げて防御率1.64、41ホールドで最優秀中継ぎ投手に。ライデル・マルティネス投手も43試合に投げて8セーブ14ホールドと活躍した。ただ、ロドリゲスは退団し、MLBのレンジャーズへの加入が決まった。
○石川昂弥入団
10月のドラフト会議では地元・東邦高の石川を1位指名。オリックス、ソフトバンクとの3球団競合となったが、与田監督が“当たりクジ”を引き当てて見事に交渉権を獲得。与田監督は前年の根尾昂に続き、2年連続で抽選を引き当てる強運ぶりを発揮した。
○松坂大輔が退団、西武へ
キャンプで出遅れ、今季は1軍登板わずか2試合に終わった松坂。中日から残留のオファーを受けたものの、退団を決意した。その後、古巣である西武に14年ぶりに復帰することが決まった。今季はリハビリ中の身でありながら、チームの練習日にゴルフをしていたことを週刊誌に報じられるなど、世を騒がせることになった。
○森繁和氏が退団
2004年から落合博満元監督の参謀役として中日へ。2011年に退団したが、2014年から復帰した。2016年途中から監督代行となり、2017年から2年間監督を務めた。2019年にはシニアディレクターに就任。数々の“優良”助っ人を発掘してくることでも有名だったが、今季限りで退団することとなった。
(Full-Count編集部)