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川崎宗則との合言葉は「大変とは大きく変わること」 恩師が語る日米台で愛される男の素顔

かつてダイエー・ソフトバンク、ブルージェイズなどでプレーし、昨季は台湾プロ野球・味全ドラゴンズで兼任コーチとしてプレーした川崎宗則内野手。日本、米国、台湾と全てのリーグで愛され続ける男の魅力は一体、何なのか。今でも“師弟関係”で繋がる森脇浩司氏が語ってくれた。

イチローに聞いた川崎のメジャー挑戦 「誰にも止められない」

「当時、ほとんどの日本人はメジャー契約、環境面などの待遇を選んでメジャーに挑戦するなか、ムネは違った。マイナー契約、年俸は日本時代より大きく下がり、通訳だっていない。それでも『野球が好き』という一心。挑戦する姿をずっと応援していきたいと思わせる人間ですよ」

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 忘れもしない2010年6月。ソフトバンクを退団していた森脇氏は、野球の勉強を兼ねて渡米していた。カージナルスのトニー・ラルーサ監督、ホセ・オケンド三塁コーチらとミーティングを行い野球観を共有。そして川崎が憧れを抱いていたイチロー氏とも話す機会があった。プロ入りから預かってきた“我が子”の挑戦についてイチロー氏に尋ねてみた。

「他の日本人選手はアメリカならどれくらいできるかと計算の中で行くけど、ムネは単純にアメリカで野球をやりたいから来る。単純なその思いだけ。それだけの思いを持って来るのだから誰にも止められないですよ」

 試合前にも関わらず30分も話してくれた。その目は真剣そのものでイチローの心の豊かさを強く感じ、改めてムネがイチローに敬愛の念を抱くのも当然のことと理解出来た。イチロー氏の言葉に自身の思いと共感した森脇氏も深くうなずいたという。

「不安なんてものは存在しない。どの世界でも共通するが、常に変化を求め、チャレンジする気持ちがムネを支えている。そして不思議と関わった全ての選手、チーム、国までも明るく、笑顔にさせる力を持っている。いい風を、今必要な風を吹かすことができるのが“川崎宗則”という男だと思います」

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