レッズ、秋山翔吾と3年22.8億円で正式サイン 日本人未開の地、球団発表
秋山はMLB全30球団で唯一、日本人がメジャー出場したことがなかった
レッズは6日(日本時間7日)、西武から海外FA権でメジャー移籍を目指していた秋山翔吾外野手と3年2100万ドル(約22億7600万円)でサインしたと発表した。
秋山は2010年のドラフト3位で八戸大から西武に入団した。ルーキーイヤーの2011年から外野の主力の座を掴むと、3年目の2013年には全144試合に出場。2015年にはNPBのシーズン最多安打記録を更新する216安打を放ち、初のタイトルとなる最多安打のタイトルを獲得した。
2017年には最多安打と首位打者のタイトルに輝くと、そこから3年連続で最多安打に。ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞6回と球界を代表する外野手へと成長を遂げた。オフにはシーズン中に取得した海外FA権を行使し、メジャー挑戦を決断。レッズやパドレス、ダイヤモンドバックス、カブス、ブルージェイズが興味を示し、交渉を進めていた。
MLB全30球団で唯一、日本人がメジャー出場したことがないレッズ。即戦力として評価され、最後の未開の地を切り開いていく。