レッズ秋山、契約詳細明らかに 20年6.5億円→21年7.6億円→22年8.7億円
秋山は背番号4、入団会見は9日に本拠地で行われる
レッズは6日(日本時間7日)、西武から海外FA権でメジャー移籍を目指していた秋山翔吾外野手と3年2100万ドル(約22億7600万円)でサインしたと発表した。
地元メディア「シンシナティ・コム」によると、今季年俸は600万ドル(6億5000万円)、21年は700万ドル(7億5900万円)、22年は800万ドル(8億6700万円)。入団会見は8日(同9日)に本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークで行われる。同メディアは「この6フィート(約183センチ)、190ポンド(約86キロ)の外野手は背番号4のユニホームを身にまとうことになる」と伝えた。
秋山は2010年のドラフト3位で八戸大から西武に入団した。ルーキーイヤーの2011年から外野の主力の座を掴むと、3年目の2013年には全144試合に出場。2015年にはNPBのシーズン最多安打記録を更新する216安打を放ち、初のタイトルとなる最多安打のタイトルを獲得した。
2017年には最多安打と首位打者のタイトルに輝くと、そこから3年連続で最多安打に。ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞6回と球界を代表する外野手へと成長を遂げた。オフにはシーズン中に取得した海外FA権を行使し、メジャー挑戦を決断。レッズやパドレス、ダイヤモンドバックス、カブス、ブルージェイズが興味を示し、交渉を進めていた。
レッズはメジャー30球団で唯一、日本人がメジャー出場したことがなかった。秋山は即戦力として期待されている。