MLB挑戦の鷹コラス、契約可能なら30球団が注目? 米メディア「興味深い有望株」
二刀流として大谷翔平との比較は「公平なことではありません」
MLBへの移籍を目指し、亡命するためにキューバを出国したとされるソフトバンクのコラス内野手。保留者名簿に名前を残すホークスは困惑しているが、米メディアは「非常に興味深い有望株」と伝えている。
コラスは2017年の途中にキューバから来日し、ソフトバンクと育成契約。2年目からは野手に専念し、来日3年目の昨年6月に育成から支配下登録され、8月18日の西武戦で1軍デビューし初打席初球本塁打という衝撃のデビューを飾った。
MLBネットワークは番組内でキューバから亡命したコラスを「キューバの大谷」と紹介。外野手と投手をこなせる左腕を同番組のジェシー・サンチェス記者は「外野のどのポジションもこなすことができ、投手としても95マイルの直球を投げます。1軍でもプレーしました」とソフトバンクでの実績を説明。
昨年は1軍デビューを果たし計7試合に出場し、打率.278、1本塁打、2打点をマーク。投手としてプレーすることはなかったが「非常に興味深い有望株」と評価し、MLBとの契約はまだ未知数の部分もあるが「その権利を得たとき、全30球団が獲得に目を向けることを私は予想します。彼は興味深い有望株でスカウトもGMも、彼が何者なのか注目することになるでしょう」と、注目の的になることを予想した。
二刀流を成功させたエンゼルスの大谷翔平投手と比較されがちだが「彼と球界の誰かを実際に比較するのは公平なことではありません。多くの人が、投打両方をこなせる選手たちに今後注目していくと思います」と、大谷は“別格”扱いし二刀流が今後も多く出てくることを伝えていた。
(Full-Count編集部)