鷹・高田、30歳での遅咲き“レギュラー獲り”へ 鍵は打力アップ「打てないと…」

自主トレで汗を流すソフトバンク・高田知季【写真:福谷佑介】
自主トレで汗を流すソフトバンク・高田知季【写真:福谷佑介】

今季で30歳を迎える高田「野球選手である以上レギュラーは目指すもの」

 ソフトバンクの高田知季内野手が10日、今宮健太内野手らとの自主トレを報道陣に公開し、約6時間に渡って守備、打撃練習で汗を流した。

 周東佑京内野手、川瀬晃内野手、楽天の村林一輝内野手らと北九州市内で行う自主トレ。メンバーで最年長となる高田が取り組むテーマには「1番はバッティングですね」と打撃力向上を掲げた。守備面では高いレベルを誇る高田だけに「そこを何とかしないと1軍では残れない。守備固めと言っても限界がある」という。

 昨秋のキャンプではコーチ陣らのアドバイスから、よりバットのヘッドを生かす打ち方を模索。「金槌を打つように、ヘッドを走らせていくイメージ。打つ方を徹底的にやっていきます」と打撃フォームの修正に力を注いでいる。

 昨季はキャリアハイとなる93試合に出場するも、起用は途中出場がほとんど。「打てないとスタートからはいけないと重々承知している。野球選手である以上、レギュラーは目指すもの。それを取るためにどうするか。他の人を気にする余裕は僕にはないです」。今季で30歳となる高田。遅咲きの定位置獲得を目指し、バットを振っていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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