8年越しの“秋山愛”を実らせたレッズ “無名”の存在だった2013年から調査

2年前のオフ、大谷翔平獲得目指して準備進めるも交渉すらかなわず

 記事は、レッズほど秋山を積極的に追いかけていた球団はなく、チームの課題である出塁率向上には最適な存在と考えていたと指摘。記事によると、なんと2013年の時点で秋山に既に目を付けていたという。当時は入団3年目。初めて全試合に出場した年で、まだチームで確固たる地位を築いていなかった。

 ウイリアムズ氏は「(秋山獲得の準備段階で)我々は様々な異なったシナリオを考えて準備していた。プレーヤーのタイムテーブルがどうなるか予測がつかない。だから、どうなってもいいように準備を進めていた」と語っている。

 またデビッド・ベル監督は「秋山は我々が改善したいエリアに明らかにフィットする。アプローチは少しアグレッシブだったかもしれない。彼もそう言っていた。だけど、我々からすれば、アキヤマと契約したいのは本当に明らかだった」と述べている。

 記事はまた、レッズの環太平洋地域スカウティング部門長のロブ・フィドラー氏は、2016年の終わりにチームに加わったことに言及。彼の3年間にわたる努力はやっと実を結んだとしている。

 フィドラー氏は「見ればみるほど、私は彼のプレーが好きになった。打撃、守備、ベースランニング、選手としてのあり方、チームメートとして、一人の人間として、彼はとても魅力的だ、どのような人間性を持った選手を加えたいか、我々はたくさん話し合ってきた。彼は本当に僕らが欲しいと思わせる選手だった」と振り返っている。

 ウィリアムズ氏は2年前、大谷がレッズにピッタリだと思い、全てをつぎ込んで獲得に臨もうとしていた。しかし、大谷とのミーティングさえ叶わなかったという。記事は2年前に学んだことを今回の秋山とのプレゼンテーションに生かしたと指摘している。

 記事は「2018年のレッズは日本人の選手を迎える準備はできていたかもしれないが、まだ勝つ準備はできていなかった」と解説。「レッズは今、勝つ準備ができている。そして、彼らにはアキヤマのような選手が、勝利をより確実にするために必要だった」と強調している。

 これまで日本選手が在籍したことがなかったレッズ。しかし、近年はアジア市場に目を向けて、綿密なリサーチと準備をした上で秋山の獲得に成功したようだ。“相思相愛”でレッズと契約した秋山の活躍が注目される。

(Full-Count編集部)

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