ア軍サイン盗みの“被害者”ダルビッシュに米記者同情 「何億という金額を失った」

ダルビッシュは17年オフにFAとなり、カブスと6年契約を結んだ

 記事は次に「アストロズの行為は本当に腐った酷いものだった。(もしサイン盗みがなければ)、ドジャースが2017年に(2018年も)ワールドシリーズに勝ったかもしれない可能性は十分にあり得る。『もしサイン盗みがなければ、ワールドシリーズに勝っていた』というのは、完全に根拠のある言葉だ」と断じている。

 アストロズへの批判はさらに続いた。「アストロズはみんなを騙した」として、電子器具を使用して球種を読むことは、ビジターのクラブハウスのコーヒーに気分が落ち込む薬を混ぜることと変わりなく、相手チームのフィジカル、メンタル面に制限を加えることだと伝えている。

 ブリスビー記者は「アストロズがしたこと、特にドジャースに対してしたことは、あまりに酷くて同情する気持ちになってしまう」と改めて指摘。ドジャースは本来ならチャンピオンシップに勝っていたかもしれないのに、最後に勝ったのは31年前(1988年)のままだとした上で「アストロズがした行為は、絶対に取り返しできない酷い行為だった」と改めて断じている。

 ダルビッシュはこの年(2017年)のオフにFAとなり、カブスと6年1億2600万ドル(約138億5500万円)で契約を結んだ。ブリスビー氏は、ワールドシリーズでの結果が違っていれば、より条件のいい契約を結べたのではないかと指摘し、同情している。

(Full-Count編集部)

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