中日根尾、DeNA伊藤裕ら今季も2年目が候補? 主な新人王資格者【セ編】
中日の根尾は1軍で昨季2打席を経験も無安打、今季ブレークなるか?
○広島
・島内颯太郎投手(2年目) 25試合、28回2/3、0勝0敗、防御率4.40
・山口翔投手(3年目) 9試合、26回、1勝3敗、防御率4.85
・中村奨成捕手(3年目) 1軍出場なし
山口は17年ドラフト2位で入団。プロ2年目の昨季は救援で1軍初登板を果たすと、初先発となったヤクルト戦では7回2死まで無安打投球でプロ初勝利を挙げた。中村奨は高校通算45本、17年夏の甲子園では新記録となる大会6本の本塁打を放ち“強打の捕手”として期待されたが、怪我などもありここまで1軍出場はなし。
○中日
・勝野昌慶投手(2年目) 3試合、16回1/3、1勝2敗、防御率6.06
・根尾昂内野手(2年目) 2試合、2打席、0本塁打0打点、打率.000
勝野は1年目の昨季、5月24日のヤクルト戦で初勝利をマークしたが、1軍登板3試合で1勝2敗に終わった。18年のドラフトで4球団競合の末に中日に入団したゴールデンルーキーの根尾は新人合同自主トレ中の怪我で出遅れ、ファームでもプロの投手に苦戦を強いられた。
○DeNA
・齋藤俊介投手(3年目) 16試合、25回、0勝1敗、防御率5.76
・桜井周斗投手(3年目) 14試合、16回2/3、0勝0敗、防御率4.86
・伊藤裕季也内野手(2年目) 21試合、57打席、4本塁打7打点、打率.288
齋藤はプロ入り1年目の18年はキャンプで右肘を痛め、7月には右肩のクリーニング手術と出遅れた。しかし昨季は7月に1軍デビューを飾ると、中継ぎとして16試合に登板し頭角を現した。桜井もプロ入り2年目の昨季、2軍で18試合を投げて防御率1.61の好成績を挙げると1軍に初昇格。9月27日の巨人戦では初先発し、2回を無安打3奪三振1四球と好投した。伊藤裕は昨季8月に1軍初昇格し、10日の中日戦で「5番・二塁」でスタメン初起用となると2打席連続本塁打を放つ大活躍。2か月で4本塁打を放ったパワーが今季、どう発揮されるのか期待が高まる。
(Full-Count編集部)