前田健太、秋山翔吾が「打ったら怒ります」 “広島そっくり”レッズユニは「似合ってない」
ドジャース前田とレッズ入りした秋山は1988年生まれの同級生「キャンプ地は僕の近くに住んで」
ドジャースの前田健太投手は17日、都内のトレーニング施設「IWA ACADEMY」で自主トレを公開。西武から海外FA権でレッズに移籍した秋山翔吾外野手について、「打ったら怒りますね。でも、同級生の秋山だったら僕のボールの印象を聞けるし、お互いに投手と打者で情報交換が出来る。僕自身の成長につながると思う。とりあえずアリゾナのキャンプ地が同じなので、僕の食事相手として楽しみにしております」とメッセージを送った。
秋山とは同じ1988年生まれの同級生。ドジャース移籍後も食事に出かけるなど仲はいいが、打者としてのイメージはないという。「日本では1試合ぐらいしか対戦がないので。苦手なコースとか球種とか本人に聞いて、抑えようかなと思います」と笑顔。秋山のレッズ入団会見後には電話連絡をもらったという。「(アドバイスは)ないですよ。すごい打者なので。野球に関するアドバイスはないですけど、キャンプとか遠征地の食事とか色々うまく行かないことがたくさんあるので。あとはアリゾナのキャンプ地の球場は僕と違うんですけど、『僕の近くに住んでくれ』と提案はしました。近くに住んでくれるかはわからないですけど」と話して、報道陣の笑いを誘った。
レッズと前田の古巣・広島の球団ロゴはそっくり。秋山の帽子やユニホームの着こなしについては「似合ってなかったね。まだ言ってないです。会ったら言っておきます」と笑顔。「点差とか状況によってはストレート勝負ではないですけど、単純に勝負を楽しむということができればいい。僕が投げるボールに対する印象をどんどん秋山に聞いていって、参考にできると思うので。対戦するのはすごい楽しみですね」と対戦を心待ちにした。
この日の自主トレでは脳神経、身体系機能を改善、補助、拡張、再生する世界初の装着型サイボーグ「HAL」を身につけ、下半身トレーニングした。最新のトレーニング機器を使い、「オフにしか出来ないことがある。完璧に近い状態です。いつも通り焦らず、じっくりと仕上げたい」と前を向いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)