最速158キロ左腕の鷹・川原、中継ぎ争い殴り込み 「50試合以上投げたい」
昨季は開幕前に支配下に昇格し、1軍で19試合に登板
ソフトバンクの川原弘之投手が、1軍登板50試合を今季の目標に掲げた。18日、福岡・久留米市内で鴻江寿治トレーナーの主宰する「鴻江スポーツアカデミー」の合同自主トレに参加。千賀滉大投手や巨人の菅野智之投手らと映像機器を使った動作解析で、フォームのチェックなどを行った。
2009年のドラフト2位でソフトバンク入りした川原。度重なる故障で2015年に育成契約となったが、昨季開幕前に支配下に復帰。1軍で19試合に登板し、復活を果たした。今季に向けてはウエートトレーニングで肉体を強化。この合宿でフォーム作りに励んだ。
「今年の形ができてきたかなと思います。毎年毎年、よくなっている感覚があります」と語り、ここまでの順調な仕上がりを強調した川原。左腕から繰り出される150キロを超える真っ直ぐは威力十分で「まずは怪我しないように、1年間1軍にいたいと思っています。1年間1軍にいて、50試合以上は投げたい」と熾烈な中継ぎ争いを勝ち抜くことを誓っていた。