MLB最多762発ボンズの殿堂入りの行方は? ファン賛否「史上最高のステロイドユーザー」
2020年の米国野球殿堂入りは1月21日に発表、ジーター氏の史上2人目の“満票選出”に注目
2020年の米国野球殿堂入りは1月21日に発表される。ヤンキースの英雄デレク・ジーター氏が史上2人目の“満票選出”に注目が集まる中、MLBスタッツはMLB史上最多の762本塁打を誇るバリー・ボンズ氏の動向に注目している。
通算762本塁打、2558四球とMLB史上最多の記録を持ち、日本でもお馴染みのボンズ氏。野球殿堂入りは今回で8度目の“挑戦”。実績十分の大打者だがここまで現役時代の薬物使用疑惑が尾を引いており投票数は毎年、伸び悩んでいる。
MLBスタッツ公式ツイッターは「2020年の殿堂入りの発表まで、あと数日に迫っている。バリー・ボンズのケースはこうだ」と、偉大な成績を紹介している。米殿堂入りは、10年以上連続でメジャー取材をする米国野球記者協会(BBWAA)に所属する記者が投票権を持ち、全投票数の75%以上を獲得することが条件となっている。
輝かしいキャリアを持ちながら薬物疑惑もあるボンズ氏にファンの意見は賛否両論だ。
「史上最高のステロイドユーザー?」
「ボンズはダメだよ。彼が殿堂入りしたら、汚されてしまう」
「史上最高のパワーヒッターだ。彼の時代はみんなステロイドを使っていた。その中で彼は、飛びぬけていた」
「彼は少なくともサインは盗まなかった」
「殿堂入りにステロイドが影響するか、しないかがポイントだと思う」
「僕の意見では彼は史上最高のプレーヤーだ。彼が殿堂入りできないかもしれないことは残念」
「彼はダメだよ。インチキした。アストロズと同じだ。だから、殿堂入りすべきではない」
「アストロズがチャンピオンシップを剥奪されないんだったら、彼の殿堂入りを認めるべきだ」
「彼が殿堂入りできなければ、それこそスキャンダルだ」
「100% ノー」
殿堂入りとなる有資格期間は最初の投票から10年以内に一度も得票率75%に達することができなかった選手は資格を失うためボンズのチャンスは2022年まで。昨年は59.1%の投票率を得たが、今年は一体どれだけの票を集めるか注目が集まる。
(Full-Count編集部)