ドラ1小深田ら新人4人抜擢、高卒の黒川も…キャンプ1軍に入った人、漏れた人【楽天編】

楽天・岸孝之(左)と則本昂大【写真:荒川祐史】
楽天・岸孝之(左)と則本昂大【写真:荒川祐史】

涌井や鈴木、牧田ら移籍組も1軍キャンプスタート

 球春到来まで、あと10日ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され、今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。

 実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけない。

 ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。

 今回は楽天編だ。

 昨季、3位に入りクライマックスシリーズ進出を決めた楽天だが、平石洋介監督が退任し、新たに三木肇新監督が就任。新たな体制で2020年シーズンに臨むことになった。

 1軍は久米島でキャンプインし、2月11日からは沖縄本島の金武町に場所を移す。2軍はキャンプインから2月18日まで久米島でキャンプを張る。その1軍には4人の新人が抜擢された。ドラフト1位の小深田大翔内野手、同3位の津留崎大成投手、同6位の瀧中暸太投手の即戦力3人がもちろん、智弁和歌山高から入団したドラフト2位の黒川史陽内野手も1軍に名を連ねた。

 また、ロッテから加入した涌井秀章投手や鈴木大地内野手、美馬学投手の人的補償で入団した酒居知史投手、前パドレスの牧田和久投手といった新戦力も1軍キャンプのメンバーに入った。

 一方で2軍キャンプのメンバーに目を向けると、こちらも豪華な顔ぶれとなっている。塩見貴洋投手や福井優也投手、青山浩二投手、由規投手、久保裕也投手らが並ぶ。また、山下斐紹捕手や堀内謙吾捕手、渡辺佳明内野手、岩見雅紀外野手らも2軍スタートで、こちらは必死のアピールが求められる。

(Full-Count編集部)

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