帝京、2011年夏以来の聖地に届かず 前田監督「空間(空白)が重くのしかかる」

報道陣の取材に応じた帝京・前田三夫監督【写真:編集部】
報道陣の取材に応じた帝京・前田三夫監督【写真:編集部】

昨秋の東京都大会で決勝進出も、国士舘に0-6で敗れた

 第92回選抜高校野球大会の選考委員会24日に行われ、帝京(東京)は2011年夏以来9年ぶり甲子園出場を惜しくも逃した。

 過去に春14回、夏12回甲子園に出場し、全国制覇3回(春1回、夏2回)を誇る名門は昨秋東京都大会の決勝に進出。選抜出場が決まった国士舘に0-6で敗れて準優勝に終わり、センバツ出場はボーダーライン上とみられていた。

 70歳の前田三夫監督は「秋の決勝戦で力を出せなかったので、センバツは難しいという話を選手たちにしていた。指導者としては、なんとか甲子園に導いてやりたかったのが本音。残念だが、仕方ない。決勝は、選手たちが固くなっていた。(甲子園に出られていない)空間(空白)が重くのしかかる」と語った。

(Full-Count編集部)

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