ドジャースの23選手が学校訪問 銃乱射事件のあった高校訪れ生徒と交流

ドジャースの選手らがソウガス高校を訪問し、生徒と交流した【写真:盆子原浩二】
ドジャースの選手らがソウガス高校を訪問し、生徒と交流した【写真:盆子原浩二】

「ちょっとでもいいから嫌なことから逃れることが出来たらいいな」とターナー

 ドジャースの地域貢献活動「コミュニティツアー」は24日(日本時間25日)、5日目を迎え、この日はジャスティン・ターナー内野手やウォーカー・ビューラー投手ら23選手が、昨年11月に生徒による銃乱射事件のあったロサンゼルス郊外サンタクラリータにあるソウガス高校を訪問した。

 ドジャースの選手らは体育館に集まったおよそ2000人の生徒の前で、一丸となれる楽しいパーフォーマンスを披露し、ひと時とは言え心の傷を癒しているように見えた。サプライズ訪問を終えたターナーは「選手が現れた時の子ども達が嬉しそうに興奮している姿を見られてとても良かった。エネルギーと情熱がすごく感じられたよ。僕たちも楽しかったよ。全体的にすごくいい雰囲気だったし。子ども達にもいい思い出になるといいな」と語った。

 もともとは銃乱射事件という悲劇が学校訪問のきっかけに。それだけにターナーは「来る発端となったことはとても悲しいことだ。でもこうやってつながりを作れることはいい経験になったと思う。たくさんの思い出を作れたのではないかな。ちょっとでもいいから嫌なことから逃れることが出来たらいいな」と願っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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