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“ゲッツーが多い打者”の傾向とは? 19年パ・リーグ併殺打ランキングから検証

1つのプレーで2つのアウトを稼ぎ出す併殺打は、攻める側としては一瞬にして肩を落とし、守るチームは一挙に胸を撫で下ろす瞬間だろう。言葉を変えると、打者にとっては最も敬遠すべき打撃結果とも言える。

銀次は前を打つ打者が影響、レアードの併殺打数は調子のバロメーター

○銀次(楽天)
3月 6番3試合、0併殺打、出塁率.429
4月 5番2試合、6番20試合、3併殺打、出塁率.315
5月 2番1試合、5番9試合、6番14試合、3併殺打、出塁率.396
6月 5番20試合、6番1試合、2併殺打、出塁率.395
7月 2番3試合、5番9試合、6番10試合、1併殺打、出塁率.326
8月 5番25試合、6番1試合、6併殺打、出塁率.419
9月 3番3試合、4番1試合、5番17試合、4併殺打、出塁率.341
計 2番4試合、3番3試合、4番1試合、5番82試合、6番49試合、19併殺打、出塁率.370

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 同じチームのウィーラーが徐々に打順を変えたのとは対照的に、銀次選手は5番と6番に起用が集中している。そして併殺打数に関しても、ウィーラーがシーズン後半にかけて数を減らしたのに比べ、銀次はその数を増やしている。

 この理由としては、5月中旬にかけて銀次の前、つまり5番を打っていたのがウィーラーに対して、8月以降はブラッシュがその役割を担っていたということが挙げられる。6月までウィーラーの出塁率が.289→.365→.298と推移していたのに対し、8月以降のブラッシュ選手は.394→.383と高い数字を残しており、上記の選手たち同様、前を打つ打者の活躍が銀次の併殺打数に表れていると言える。

○レアード(ロッテ)
3月 6番3試合、0併殺打、出塁率.417
4月 4番1試合、5番19試合、6番2試合、1併殺打、出塁率.438
5月 5番25試合、2併殺打、出塁率.305
6月 4番10試合、5番12試合、3併殺打、出塁率.348
7月 4番23試合、4併殺打、出塁率.313
8月 4番11試合、6番9試合、7番7試合、6併殺打、出塁率.286
9月 7番1試合、8番12試合、2併殺打、出塁率.296
計 4番45試合、5番56試合、6番14試合、7番8試合、8番12試合、18併殺打、出塁率.333

 ここまでの選手では、前を打つ選手の調子が色濃く併殺打数に反映されていたのに比べ、レアードは自身のコンディションがハッキリと数字に表れている。シーズン序盤、4月には打率.351、5月には月間9本塁打を放ち好調を保っていたのに比例して、4月は1本、5月は2本と、併殺打の本数も少なかった。一方で、4番での起用が増えた7月以降は打率、出塁率などが振るわず、併殺打の数も一気に増えている。

 前を打つ選手は、シーズン序盤では井上晴哉が多かったのに対し、シーズン後半には中村奨吾や鈴木大地(現楽天)がその数を増やしていたこともあり、この点はやはり併殺打数との関連が高いとは言えず。レアードの併殺打数は、調子のバロメーターと考えることができそうだ。

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