オリ助っ人ジョーンズ、元同僚上原氏から“助言”「ファンは楽しませてくれる」
ジョーンズはオリオールズで上原浩治氏と一緒にプレーした
オリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手が26日、関西国際空港着の航空機で来日した。TVカメラ10台、報道陣約50人、そしてファン約200人が集まるなど空港内は一時、大パニックとなった。
メジャー通算282本塁打の超大物助っ人は来日後すぐに空港内のホテルでファン約100人を集めて会見を開いた。34歳の大砲は「日本でプレーできることを光栄に思っている」などと語った。会見での一問一答は以下の通り。
――空港は大パニックだった
ジョーンズ「非常に温かく迎えてくれた。子供に戻った感じで。色んな方に迎えてもらった」
――日本のチーム、選手をどのように見ていますか?
「日本のトップが集まっている。日本選手の能力高いのは分かっている。準備の仕方とか参考になると思っていた。日本でプレーできることを光栄に思っている。文化が違ったり、食べ物が違うが色々チャレンジしたい。そして勝ちに繋げたい」
――日本に来た理由は
「非常にシンプル。妻と海外で住めたらと話していた時にこういう話がきた。そして野球ができる。日本を経験している選手からも話を聞いていた。簡単に決断できるきっかけとなった。こういう機会がない選手もいる。いい機会だと思った。決断することは難しいが、自分はユニークな人間なので」
――ダイヤモンドバックスで同僚だった平野投手から言葉は?
「日本人のトレーナーがダイヤモンドバックスにいて。彼からすごくいい情報をもらっていた。日本に来たら楽しめる、ポジティブな意見をもらっていた。上原投手と(オリオールズで)プレーし、『日本のファンは楽しませてくれる、ライフスタイルも』と聞いていた。球場ではリラックスしてプレーしたい」
――活躍の鍵は?
「健康第一。体が健康であればいい仕事ができる。試合に対して準備して健康でいて、新しいチームメート、コーチ、ファンにお会いしたい」
――若手が多い
「メジャーでも経験があるので。自分はオープンな状態でいたい。いつでも質問してもらえば。自分も質問していきたい。正直でいたいし自分自身を変えたくない。できることは全てチームメートのために答えて、ベストなチームメートでいたい」
――ファンに向けて
「優勝というのは保証できない(笑)。保証できるのは一生懸命やること。自分は言い訳はしない。そこだけは保証できる」
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)