DeNA“ポスト筒香”は誰に? 新主将の佐野だけじゃない、2人の大砲候補とは

昨季4番スタメンを経験した細川、8月から4本塁打の伊藤裕らも候補に

 しかし、“ポスト筒香”の候補となるのは佐野だけではない。

 昨季4番を打った選手は5人いる。筒香、ホセ・ロペス内野手、ネフタリ・ソト内野手、佐野、そして細川成也外野手だ。昨季プロ入り3年目だった細川は、9月27日の巨人戦で自身初の4番でのスタメン出場を果たした。高卒1年目の2017年には2試合で2本塁打を放つ衝撃デビューを飾り、将来の大砲候補として期待を受けるようになった。4番起用は“ポスト筒香”として経験を積ませる意図だった。筒香が抜けたことは、細川にとっては大きなチャンスでもある。

 さらに昨季ドラフト2位で入団した伊藤裕季也内野手も大砲候補だ。昨季8月に1軍初昇格すると、10日の中日戦で「5番・二塁」でスタメン初起用され、2打席連続本塁打を放った。21試合で打率.288、4本塁打7打点と少ないチャンスをものにした伊藤裕。今季は更なる飛躍を遂げたい。

 また筒香の抜けた外野には細川の他、既にリードオフマンとして活躍する神里和毅外野手や、今季プロ入り3年目の楠本泰史外野手といった若手もいる。昨季逃したリーグ優勝に向けて、彼らがどのような活躍を果たすか期待が高まる。

(Full-Count編集部)

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