レイズ筒香が伝えたい横浜への感謝の気持ち 「僕にとっては特別な場所です」

筒香が見せた意外な一面 「フロリダはワニが出るらしいので……」

「やるかやられるか」の覚悟で臨むメジャー1年目。家族は日本に残し、高校の同級生でもある練習パートナーと一緒に思い切り野球三昧の日々を送るつもりだ。メジャーの場合、オープン戦が始まるまでキャンプは午前中で終了することが多い。選手はオンとオフの切り替えが上手く、午後は趣味や家族と過ごす時間に費やしているが、「そんなに多趣味なわけでもないので」という筒香は、もっぱら自宅で体を休める時間として使うことになりそうだ。

「疲労度がどのくらいになるか、ですよね。気も遣うと思うので、基本は家でゆっくりじゃないですかね。あと、フロリダはワニが出るらしいので……。ちょっと怖いですね、ワニ」

 怖い物なしの猛者が持つ意外な一面も垣間見えたが、万が一、ワニに遭遇することも含めて、この先に待つ新たな体験が楽しみで仕方ないという。

「はい、楽しみです! 何が起こるのかな?って楽しみで仕方がない。野球に限らず、僕の人生においてすごくいい時間になるんじゃないかと思います」

 求められて向かう先で目指すものは、もちろん「優勝」だ。そして、古巣となるDeNAの優勝も心から願っている。

「今年から一緒にプレーはできませんが、ベイスターズのことは一番に応援したいと思いますし、僕がいる時にできなかった優勝する姿を見たいと思います。僕もレイズで優勝を目指すので、お互いに健闘を祈りあいたいですね」

“ハマの主砲”から“タンパの主砲”へ。筒香が新たな一歩を踏み出す。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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