西岡剛がロッテキャンプ地に姿見せる 練習補助員で古巣を強力サポート
選手より早くグラウンド入りし、ボールなど準備
ロッテは1日、沖縄・石垣島で春季キャンプをスタートさせる。元ロッテでルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーする西岡剛内野手が練習サポートのため、姿を現した。
まだ薄暗い石垣のグラウンドに他の10人を越える練習補助員とともに姿を見せた西岡は真剣な表情で練習などで使うボールなどを準備した。
ロッテのキャンプにはルートインBCリーグの選手が“補助員”として参加することが恒例となっており、西岡はそのメンバーとして参加。テスト生などとして練習に混ざるわけではなく、あくまでもサポート役としてグラウンド整備や球拾いなども手伝う予定となっている。
2002年ドラフト1位の西岡は、首位打者1回、盗塁王2回、最多安打1回と看板選手として活躍し、2度の日本一に貢献。2011年にメジャー挑戦すると、2013年からは阪神でプレーしたが、2018年限りで戦力外通告。昨季はBC栃木で59試合に出場し、打率.335、7本塁打、41打点の好成績で、チーム初のリーグ優勝に導いた。
今オフには12球団合同トライアウトに参加するなど、35歳を迎えてもNPB復帰を諦めていない。そんなベテランがサポート役として古巣“復帰”。大きなひとつの経験として、裏方の仕事を全うしていく。